いわずと知れたトヨタ・ランドクルーザー。これまで様々なモデルが存在し、今回300系が登場しました。
ランドクルーザーの人気の所以といえば、その耐久性。この耐久性が世界的の高い評価を受けており、特に道路環境の過酷な地域で重宝されています。
リセールバリューもいいので、モデルチェンジの度に乗り継いでいる方も多いのではないでしょうか。
この度、ランドクルーザーを買おうか本気で悩んでいるのですが、調べてみたらグレードの違いが分かりづらかったのでこの度まとめてみました。
グレード
| グレード | 価格 |
|---|---|
| ZX(ディーゼル) | 7,600,000円 |
| ZX(ガソリン) | 7,300,000円 |
| GR-SPORT(ディーゼル) | 8,000,000円 |
| GR-SPORT (ガソリン) | 7,700,000円 |
| VX(ガソリンのみ) | 6,300,000円 |
| AX(ガソリンのみ) | 5,500,000円 |
| GX(ガソリンのみ) | 5,100,000円 |
ランドクルーザーのグレードは上記の5つ。
ディーゼルエンジンを選ぶ場合は「ZX」か「GR-SPORT」から選ぶことになります。
エンジン・燃費
新型ランドクルーザーのエンジンには新開発のディーゼルエンジンとガソリンエンジンの2つが用意されています。
| ディーゼル | |
|---|---|
| パワートレイン | 3.3リッターV6ツインターボ |
| 馬力 | 309ps/4,000rpm |
| トルク | 71.4kg/1,600~2,600rpm |
| 燃費 | 9.7km/l |
| タンク容量 | 80l |
| グレード | ZX・GR-SPORTのみ |
| ガソリン | |
|---|---|
| パワートレイン | 3.5リッターV6ツインターボ |
| 馬力 | 415ps/5,200rom |
| トルク | 66.3kg/2,000~3,600rpm |
| 燃費 | 7.9~8.0km/l |
| タンク容量 | 80l |
| グレード | 全グレード |
トランスミッション
トランスミッションについてはすべてのグレードで10速ATを採用。試乗した感じあまり違和感はありません。さすが最新の車です。
グレードによるトランスミッションの違いはありません。
車両総重量
ここでは実際の使用を考え車両総重量を記載します。
| グレード | 重量 |
|---|---|
| ZX(ディーゼル) | 2,825kg |
| ZX(ガソリン) | 2,855kg |
| GR-SPORT(ディーゼル) | 2,835kg |
| GR-SPORT(ガソリン) | 2,905kg |
| VX | 2,825kg |
| AX | 2,815kg |
| GX | 2,635kg |
ランドクルーザーは車格が大きいので全体的に2.5トン越えと重めではありますが、それに見合うパワーのあるエンジンを採用しているので発進時にそこまで重さは感じません。
今回ディーゼルエンジンを試乗しましたが、加速については結構軽快で、70キロ越えのトルクの凄さを感じます。
乗車定員
| 定員 | グレード |
|---|---|
| 5人 | ZX(ディーゼル)・GR-SPORT(ディーゼル)・GX |
| 7人 | ZX(ガソリン)・GR-SPORT(ガソリン)・VX・AX |
上記のように、ディーゼルには7人乗りの設定は現在ありません。ディーゼルエンジンと7人乗りの組み合わせははマイナーチェンジに期待するしかないでしょう。
逆に5人乗りのガソリンの場合も最安値のGXの選択しかありません。
3列目のシートは大人だと窮屈なので、5人乗りの選択ももっとあるといいなと思いました。荷室も多少広くなるし、車中泊なんかもできます。
オプションで変更できないメーターなどの違いもあるので、悩むところですね。
シート
| グレード | 素材 | パワーシート | シートヒーター・ シートクーラー |
|---|---|---|---|
| ZX(ディーゼル) | 本革 | あり | あり(後席含む) |
| ZX(ガソリン) | 本革 | あり | あり(後席含む) |
| GR-SPORT(ディーゼル) | 本革 | あり | あり(後席含む) |
| GR-SPORT(ガソリン) | 本革 | あり | あり(後席含む) |
| VX | 本革 | あり | 前席のみ |
| AX | スウェード調ファブリック | 運転席のみ | なし |
| GX | ファブリック | なし | なし |
他にも、「GX」のみ後席の倒れ方が6:4になっていたり、7人乗りのサードシートの格納が「AX」は手動になるといった違いがあります。
メーター
| グレード | 素材 | ヘッドアップディスプレイ |
|---|---|---|
| ZX(ディーゼル) | 2眼+7インチディスプレイ | あり |
| ZX(ガソリン) | 2眼+7インチディスプレイ | あり |
| GR-SPORT(ディーゼル) | 2眼+7インチディスプレイ | あり |
| GR-SPORT(ガソリン) | 2眼+7インチディスプレイ | あり |
| VX | 2眼+7インチディスプレイ | あり |
| AX | 4眼+4.2インチディスプレイ | なし |
| GX | 4眼+4.2インチディスプレイ | なし |
2眼の場合、油温・電圧がディスプレイ内に表示されます。4眼はそれぞれ針のメーターあり。
上位のグレードは油音・電圧がディスプレイ表示となるので、針のメーターが好きな方自分としては少し惜しいところ。ただ、ディスプレイが大きいので、7インチディスプレイのでも見やすさは変わらない印象。
ナビディスプレイ
| グレード | 素材 |
|---|---|
| ZX(ディーゼル) | 12.3インチに拡張可能(オプション) |
| ZX(ガソリン) | 12.3インチに拡張可能(オプション) |
| GR-SPORT(ディーゼル) | 12.3インチに拡張可能(オプション) |
| GR-SPORT(ガソリン) | 12.3インチに拡張可能(オプション) |
| VX | 12.3インチに拡張可能(オプション) |
| AX | 12.3インチに拡張可能(オプション) |
| GX | 12.3インチのオプションなし |
GXのみオプションにも12.3インチディスプレイの設定はありません。12.3インチのディスプレイがいい場合はAX以上となります。
12.3インチのナビオプションの価格は、グレードによって違い「ZX」「GR-SPORT」は457,600円、「VX」「AX」は375,100円となっています。これは、同時につくスピーカーの質と数によって変わっており、 「ZX」「GR-SPORT」は 14スピーカー/JBL専用12chアンプ、 「VX」「AX」は 10スピーカー/8chアンプとなっています。
自動運転
どのグレードもミリ波レーダーおよび単眼カメラ方式を採用。
しかし、レーンキープアシストについては 「ZX」「GR-SPORT」「VX」のみの設定。「AX」 および「GX」はレーダークルーズコントロールとなっており、ハンドル操作の支援はないようです。
自動運転の精度ですが、カメラが単眼であることから最新の外車に搭載されているシステムと比較すると弱いと感じるかもしれませんが、必要十分であると思います。
まとめ
いかがでしたか。
ランドクルーザー300のグレードの違いについてまとめました。ランドクルーザーに限らず、トヨタのグレード設定とカタログの醜さは不親切。実際こうやってまとめてみて把握できたことも多い。
今回は、納車後の変更が難しそうなところをピックアップして書いております。実際は他にもホイールやサンルーフの有無・バンパーの違いなどグレードによる違いはございます。
本記事がランドクルーザーの購入の参考になれば幸いです。
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