【Nスリープ】ニトリのNスリープラグジュアリーL1-02MFを2年使った感想

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ニトリのNスリープラグジュアリーL1-02MFを使ってはや2年。このマットレスを買う時はなんとなくニトリに行って、その時一番寝心地が良かったから選んだ。ニトリに行った理由はCMでよく見るから。それ以上でもそれ以下でもない。

そんな理由で選んだNスリープラグジュアリーL1-02MF。マットレスなんてそんな頻繁に買い替えるものでもないと思うので、迷っている人のためにも2年使用のありのままをレビューしたいと思う。

マットレスについては以前使っていたものと今回のものしかわからないので、比較というより、2年使ったレビューになる。

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Nスリープとは

CMでよく見るニトリのNスリープ。お値段以上ってことはわかるけど、それ以外はあまりよく知らないひとがほとんどだと思う。良くも悪くもCMたけでは詳しい内容なんてわからない。

まず、Nスリープの名前はよく聞くけど実際なんなの?って方向けに、Nスリープがどんなものなのか説明したい。

Nスリープの特徴4つ

Nスリープには4つの特徴がある。

ポケットコイル

ニトリのNスリープは”ポケットコイル”という構造を採用している。ポケットコイルは一つ一つのコイルスプリングが袋に包まれている構造をしている。

この構造は従来のボンネルコイル(複数のコイルを連結したもの)と違い、コイル一つ一つが体を点で支えるのでマットレスが体にフィットし圧力が分散されるので、体への負担が少なくなるといった特徴がある。

ニトリのNスリープの中でも「プレミアム」「ハード」「ラグジュアリー」の3シリーズにおいては、ポケットコイルの2層構造を採用していて、より体にフィットする。

横揺れしない

これはコイルコイルスプリングの特徴でもあるが、コイルが一つ一つ独立しているので横揺れが少なく、寝返りをした時のきしみ音などがしない。

2人以上で使う場合だと、横の人の振動が伝わりにくいから熟睡しやすいといったメリットがある。

防臭、防ダニ、抗菌加工

Nスリープの表面には防臭、防ダニ、抗菌加工が施されている。

マットレスは洗濯ができないから、こういったところは案外嬉しい。

小さくなって届く

これは寝る時に関わってくることではないが、Nスリープは配送時結構小さくなって届く。

そのままのマットレスは大きくて部屋に持ち込むのも一苦労だが、小さくなって届くことで部屋へ運ぶのが圧倒的に楽。

マットレスを交換した時にこれのありがたさはすごく感じた。

Nスリープの種類

Nスリープには大きく分けて「コンフォート」「プレミアム」「ハード」「ラグジュアリー」の4つのシリーズに分けられる。さらに「プレミアム」「ハード」「ラグジュアリー」については、3つのモデルがある。

コンフォート

ニトリ史上一番”多く””細く””長い”のコイルを使用した。

Nスリープのなかで唯一1層構造を採用している。従来比で3倍の数のコイル(1層モデル)を使用しているそう。

他のモデルと比べ最も柔らかく、体圧の分散率も高い。

プレミアム

プレミアムはポケットコイルの2層構造を採用したNスリープの基準となる様なシリーズ。

決して安くはないが、2層構造のマットレスをこの価格で提供できるのはさすがニトリ。お値段以上は伊達じゃない。

ハード

こちらもポケットコイルの2層構造のシリーズ。

名前のとおりNスリープの中で最も硬め。硬めが好きな人やボンネルコイルのマットレスもしくは敷布団からの移行の人におすすめ。違和感が少なくマットレスに慣れることができると思う。

腰痛持ちの人は硬めのマットレスがいいとよく言われるが、そう言われる所以はマットレスのヘタリによって寝る時の姿勢が猫背気味になるから。自分に合ったマットレスを選ぶことが腰痛改善への一番の近道。

ラグジュアリー

Nスリープシリーズの中で最も体圧分散率が高いシリーズ。もちろんコイルは2層構造。

上下のコイルを交互に並べることで、プレミアムシリーズとは異なる寝心地。

私が購入したマットレスもこのシリーズである。当時、ニトリでいろいろ寝比べてみた結果、これが一番好みの寝心地だった。

NスリープラグジュアリーL1を2年使ったレビュー

ここまでNスリープについての説明でしたが、ここからがレビュー。

寝心地

まずマットレスの大事な部分の寝心地。

これは文句なしでいい。包み込まれる様な寝心地とはよくいったもので、まさにそう。トッパーと呼ばれるマットレスの上に敷くマットが結構柔らかい。

トッパーは外すことができるので、トッパーを外せば硬めの質感にできるが、それなら初めから硬めのものを選んでおくといいと思う。

ニトリの基準ではこのマットレスの硬さは「ふつう」となっている。実際「やわらかい」のコンフォートシリーズはもっとやわらかい。

シーツの交換は楽で簡単

さっきも書いたが、このL1モデルはマットレスとトッパーが別れているので、シーツはトッパーにかける様にしている。

トッパー自体は敷布団の様なものなので、シーツの交換は案外楽で簡単にできる。

ただ、これのデメリットは下のマットレスが剥き出しの状態になっていること。私の場合、人に見せることもないのでそのままだが、見えるところにベッドある人は大きめのシーツに交換した方がいいかもしれない。

2年も使えばトッパーはへたる

ここまでいいところばかり紹介してきたが、もちろんいいことばかりではない。

NスリープラグジュアリーL1は最高の寝心地を提供してくれるけれど、最適な硬さはやっぱり長持ちしなかった。

今では腰部分が少し凹み、寝心地自体は快適ではあるものの買ったばかりの時の様な支えてもらうといった感覚は減った気がする。

ヘタリについてはあくまでトッパー部分なので、下のバネについては問題ない。

今はこのトッパー部分を他のマットに交換し、改めて快適な睡眠環境を整えようと思っている。しかしこれは応急策なので、トッパーもセットなL1モデルも買う必要はなかった。なお現在トッパーのみの購入はできないらしい。

結論、NスリープラグジュアリーL1はおすすめしない

お値段以上の寝心地を提供してくれるNスリープラグジュアリーL1だが、私の結論としてはおすすめしない。

寝心地自体は最高。でも、トッパーがへたるのが少し早い。トッパーのみの交換ができればまだ良かったが、それができないとなるとNスリープラグジュアリーL1の良さは半減する。

マットレス自体のコイルのヘタリはないので、今後も使い続けるが、トッパーは他のマットを買う予定。

プラスに考えるなら、トッパー次第で寝床地を変化できるがこれはかなり少数派の意見。

最高の寝心地をとるか、コスパを考えるかによっておすすめ度合いも変わる。購入を迷っているなら今一度ニトリで寝心地と価格の確認をした方がいいかもしれない。

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