愛車であるS1000RRですが、購入してから2年が経過しましたので今回はS1000RR(2010)の2年間の故障について紹介します。
購入時の状態
初めに私が購入したS1000RRですが、中古で3000キロ走行のものを購入しました。
前オーナーは大切に乗られていたそうですが、手放す際にサーキットに行き一度事故をしているそうです。その後、売却にあたりほぼ全てのパーツを新品交換し売却したのだそう。
私が購入した時はタンク以外新品に変わっており、タンクのみ傷がある状態でした。
エンジンについては故障、不具合はありませんでした。
2年間の故障
では、2年間の故障について紹介します。ちなみに2年間で約10,000キロの走行をしております。
スタンドセンサーの故障
まず納車時に故障していた箇所として、スタンドのセンサーが故障しておりました。
症状としてはニュートラル時でもスタンドを立てるとエンジンがかからない、もしくはエンジンが切れるといった感じです。
走行に問題はありませんが、実用上跨らないとエンジンがかけられないのは不便なこともあり修理しました。費用については納車時ということもあり無料となりましたが、実際に修理すると数万はかかるとのこと。
トラクションコントロールのセンサーの不具合
これは現在進行形で故障しております。
エンジンをかけると黄色のトラクションコントロールのチェックランプが点灯します。ただ、毎回つくわけではなく、たまにつかない時もあったりとおそらくセンサーの不具合と思われます。
一度修理に出そうとしましたが、その時はなぜか毎回点灯しなかったため、事象を再現できず様子見ということで修理を見送っております。
念の為、トラクションコントロールが介入するような運転はせず、安全運転をしております。
フロントブレーキの歪み
以前高速走行時に強めにブレーキをかけた際に歪みました。
歪んだ際の症状は、60キロを超えてフロントブレーキをかけるとハンドルが上下に振動するというもの。結構危ないと感じたのですぐに修理。
ぱっと見だとブレーキディスクの歪みはなく、ブレーキパッドかピストンやキャリパー、ブレーキのエア噛みかと思いましたが、ブレーキディスクの交換で治りました。
ブレーキディスク2枚の交換で大体5万円ほど掛かっております。同時に念の為、ブレーキパッドも真っ直ぐになるように削りました。
エンジンはいたって快調
2年間の間に幾つかの不具合はありましたが、それ以外はいたって快調。エンジンの調子も問題ありません。
購入時に故障について調べてみましたが、重大な故障についてはあまりなさそうなのもS1000RRの魅力。エンジンについては丈夫そうです。さすがBMWですね。
北海道ツーリングの際にタイヤやチェーンを交換したりなど、消耗品については相応に交換が必要ですが、これについては他のリッターSSバイクと差はないと思います。
これからも乗っていく
購入前は外車ということもありある程度の出費は覚悟しておりましたが、乗ってみると意外と大丈夫でした。
生産されてから10年以上経っていますのでこれから消耗品などの交換が一気に来そうですが、外車だから特別高いということはあまり感じません。工賃が外車になると高くなるところだと工賃に差が出てきますが、それくらいは覚悟の上。気長に付き合っていこうと思います。